キツネメモランダム

フリーター→派遣社員→会社員とステップアップしてきたアラサーメンズのブログ。現在はアパレル販売。日々コミュニケーションについて考える。読んだ人の人生に小さなネタ、小さな気づきを提供したい!

【生活】日本のもの作りは横の繋がりで良くなる。

 

先日は、とあるレコード屋の社長さんとお話をする機会がありまして

日本のもの作りについてお話を聞きました。

 

中でも私が感銘を受けたお話です。

 

目次

 

最高レベルの日本のもの作り技術 

ご存じの通り、日本のもの作りは美しく、シンプルで、かなり高いレベルです。

  • 細かく単純な作業でも続けることのできる忍耐力
  • かなり精密でズレのない洗練された感覚
  • 取り組めば最後まで貫き通す誠実さ

特にこの3点は日本人特有のスキルではないでしょうか。

古より、これらを極めた職人と呼ばれる人々が

日本におけるもの作りを最高レベルにまで引き上げました。

 

日本のもの作りの成功

そして日本のもの作りは世界的に見てもかなり高いレベルに達しています。

古来より紡がれる、傘や櫛や竹籠などの伝統品。

現在においても、服や精密機械の「made in Japan」は世界が欲するアイテムの一つです。

日本のもの作りは、「アイテム」として大成功を収めているのです。

 

日本のもの作りの失敗

しかし、日本のもの作りは完ペキではなかったのです。

彼曰く、「日本人はいいものを作ればそれでいい」と思ってしまっている。

マーケティングができていない

そして、あまりにも孤独に作業を続けた寡黙な「職人気質」ができ上ってしまった。

「ものがいい」にも関わらず「売ることができていない」

さらには、伝統品における深刻な「跡継ぎ問題」がそれに拍車をかけます。

 

これからの日本のもの作り

 我々の祖先が高いレベルにまで達した

日本のもの作りを守っていく為には

しっかりとしたマーケティングと横の繋がりが必要になってくるという事です。

これらの課題がクリアされた時

そこには人が集まり始めますので

跡継ぎ問題も自然と解決されるのではないでしょうか。

 

音楽を例にしますと

良い音楽を作る人はたくさんいます。

それこそ、いま表舞台に立っている人よりも

はるかにいい曲を作る人が大勢います。

それらを発掘する仕事をしている彼ですが

やはり大切なのは横の繋がりであり、広がりであるとのことです。

 

横の繋がりと広がりは、やがてマーケティングに繋がります。

 

私がやっているこのブログというツールも

一人でやるのではなく、横の繋がりと広がりが必要であると痛感します。

ただひたすらにキーボードを打つだけでは

SEO対策をしたところで、売り上げは立たないのです。

誰かのブログを読み

ネタやレイアウトなどの参考をすることも、楽しいですよね。

これからのトレンドやブログの在り方を語り合うのはもっと良い。

 

日本のもの作りの話を聞いて

大切なことはいつも意外とシンプルで近くにある。

 

という事に気づかされました。