【コミュニケーション】相談された時にすること。
こんにちは
キツネノメです。
有難いことに、よく相談を持ち掛けていただけます。
そんな時に、私ならこうする。
今回はそんなシリーズの第一弾です。
目次
相談された時にすること。-アドバイスはしない。
結論から申し上げますと、私は相談者に対してアドバイスはしません。
なぜなら、相談してくるほとんどの人は、自分で答えを持っています。
決して冷たい対応というわけではなくて
彼らが持っている答えに気づいてほしいので
私は、アドバイスをすることを辞めました。
かつては、アドバイスばかりしていた頃がありました。
しかし、何度も同じアドバイスをしていると
相談者に対して「また同じこと言わせる。。。」という態度になってしまったことに気が付きました。
そして、相談者自身も自分の持っている答えに気付かないまま、同じ問題にぶつかっている。
ならば、自分自身が持っている答えに気付いてもらった方が早いのではないか、と思いました。
相談された時にすること。-現状把握を伴う質問。
いま、あなたはどんな状況にいますか?
ということを聞くようにしています。
現状把握はこれからどこへ向かいたいのかを整理する時にとても役に立ちます。
まずは自分がどこに立っているのか。
地図を見て、現在地を知ることで、コンパスを持って、行きたい所に行くべきではないのでしょうか。
ですので、私は相談者の現在地を明確にします。
- どんな気持ち?
- どんな人?
などなど。事細かに、とまではいきませんが、ある程度の形を知っておくのです。
質問をしているうちに、相談者自身が気持ちの整理をし始めるので、これでいいのです。
相談された時にすること。-まるでカウンセラーのように。
私がしているのは、カウンセラーがよくする手法です。
良いカウンセラーほど質問しない。という言葉もあるくらいですが
私はコミュニケーションを大切にしたいので、なるべく対話を楽しみます。
そして、カウンセリングというものは
その人の内側にある答えを導くことです。
カウンセリングに基づいて相談に乗っていると
私がかつてしていたアドバイスというものは
私の自己満足でしかなかった、とふと思いました。
相談された時にすること。-相談された時は。
相談されたからと言って決して偉いわけではありません。
相談するからと言って決して負けているわけではありません。
相談は悪いことではありません。
私にとって相談とは、『参考』ベースのお話であると思っています。
- その人の価値観を知りたいから聞く。
- 私の価値観を知ってほしいから話す。
そうやって情報交換をするために、相談をしています。
ですので、相談されたらとにかく話を聞いてあげること。
これに尽きると思います。
相談できる間柄の友人や家族がいることは、それだけで財産だと思います。
心の内を話すことができる相手がいることは、幸せ、そのものです。
そういう友人や家族があれば、大切にしてください。
決してあなたにとってマイナスになることはありません。
一口に相談と言っても、いろんな内容があると思います。
恋愛、お金、人間関係、仕事。
話が尽きないとはこのことですね。
コミュニケーションにおいて、交渉を除いて、一対一で話すことの多い内容が相談だと思います。
相談は、上手に使えば二人の関係性をもっとよくすることができるツールです。
簡単ではありますが、少しでも役に立てたら嬉しい限りです。
それでは、また、次回に^^